ポッキー系お菓子から考えるNEO UNIVERSE(ネオユニバース)

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何を血迷ったのかわかりませんが、今回はポッキー系(棒状)のお菓子を太陽系に例え、

太陽・水・金・地・火・木・土・天・海・(冥)

にあてはまるであろうお菓子を僕の独断と偏見で選びマジメに語ってやろうじゃないか!という超絶カオスなネタです。

これから紹介するお菓子を食べながらポッキー界の「NEO UNIVERSE」を見い出し、背中合わせの絶望をゆだねようとする謎の感想文。

さぁ、肩の力を抜いて気楽にどうぞ。読んで得られるものは何もありません。たぶん。

もくじ

ポッキー(太陽)

江崎グリコ株式会社ホームページより引用

あたりまえだけど、ネオユニバースの中心。子どもから大人までみんなから好かれる人気者で美味しくないわけがない。

手で持つ部分だけチョコレートを塗らないという、普通に考えたら当たり前のことを最初に気づいたグリコ担当者は神である。

しかしこのポッキーというやつはユニバースの中心、つまり軸であるはずなのに、多くの変異型によってブレまくっているのをご存じだろうか?

極細、つぶつぶいちご、アーモンドクラッシュ…最近ではお酒と一緒に食べる用まで。

ぶっちゃけアーモンドクラッシュだろうがアーノルドシュワルツだろうがそんなことはどうだっていい。個人的にアーモンドクラッシュは歯に挟まるからクラッシャーなんだよって話。

しかもかつてはメンズポッキーなどという、令和では確実にコンプラ違反になるであろう危険な型も存在していた。

ただ、世の男どもが愛するポッキーの最終変異こそガッキー(新垣結衣さん)であると信じたい。

トッポ(水星)

株式会社ロッテホームページより引用

ポッキーの最大にして最強のライバル、トッポ。それはポッキーとは似て非なるもの。チョコをプレッツェルの中にいれてしまうという新たな世界観。

ポッキーにタイマン張れるのはトッポしかいない。なんならチョコレートの量だけならポッキーを遥かに凌駕してるんだから、ほぼ勝ち確まちがいなし。

しかしそんなトッポにも1つだけ致命的な弱点がある。それは、袋を開けるとたいがい1~2本折れていること。しかもだいたい3分の1くらいの長さのところで。

いや、むしろこれこそがトッポの愛嬌なのかもしれない。そしてこの折れたトッポがなんとも愛おしいって思うのは僕だけだろうか?

フラン(金星)

株式会社明治ホームページより引用

当時GLAYがCMに出てて「宣伝にものすごいお金かけてんなー」と子どもながらに思った。

20年以上も前のハナシである。そう、僕はもうフォーティメンになったのだ。

1箱に9本(3本×3袋)しか入っていないという、これほどぼったくりバーみたいなポッキー型があっていいのか?とつねづね感じてはいたが、まさか販売終了とは。

そもそもなぜ1本をこんなにも太くしたのか?

まさに北◯鮮のテ◯ドン。

せめて1袋4本入にしてほしかった!とこの場で書いても後の祭り。

長いあいだ、お疲れ様でした。

ピコラ(地球)

ヤマザキビスケット株式会社ホームページより引用

最近出会ったポッキー型で感動したのがピコラ。

袋を開けたときの芳醇なカカオの香りにより、鼻の粘膜が少しずつピコ太郎化していくのが分かる。

そしてなんとも美しいプレッツェルの作り。

まさに食べるアート。

これと同じデザインを僕はピコラ以外では1つしか知らない。そう、散髪屋のあのクルクルだ。

そして口に含んだときのサクサク感。

ピコラさぁ、キミさ~。

マジでウマいわ。

小枝(火星)

森永製菓株式会社ホームページより引用

小枝と小技。

わざわざその違いをCMにしていたくらい。

今でこそ4本1パックで包装されているが、昔は一袋にこの枝たちがごっそり入っていた。

ロッテのクランキーチョコが出てくるまではサクサク系チョコレートの代表選手、いわばクランチ系チョコのパイオニアだった。

いちど食べ始めると小沢一郎氏のような壊し屋になりたくなる自分がそっと現れる。

そう、ザクザクという食感で口の中を破壊したくなり手が止まらなくなるのだ。

さすが小籔。

あ、違うか。

ヤンヤンつけボー(木星)

株式会社明治ホームページより引用

おぉぉ、なつけー!てか、今でも売ってんのかコレ?

子どもが「コレ欲しい!」と持ってきたのを見て思わず出たセリフ。

世の子どもたちが最初にディップするのはおそらくこのつけボーに違いない。

実はこのチョコクリームの調整が意外と難しい。

もったいないという気持ちからディップを少量にしてしまうと、最後の1本でチョコクリームがめちゃくちゃ余ってしまう。そして最後は人差し指をディップすることになる。

チョコバット(土星)

三立製菓株式会社ホームページより引用

とうとうポッキー型と言えるのか分からない代物が登場。

そもそもこいつはプレッツェルではない。

そして何より太さがヤヴァい。何かがおかしい。

もちろん味もテ◯ドン級。もちろんいい意味で。

結局、味覚なんてものは子どものときにほぼすべて形成されてしまうんだろう。あとは経験値次第。

僕は最近になってようやく黒ビールのおいしさが分かってきた。

あとは白子が食べれるようになりたい。

ルマンド(天王星)

株式会社ブルボンホームページより引用

ルマンド派 or バームロール派なのか。

きのこ派 or たけのこ派なのか。

剛派 or 光一派なのか。

そしてこいつはプレッツェルなのか。

否、クレープ生地だと明確に書いてあるじゃないか。

地球上にいくつも存在する永遠に決着がつかない戦い。

そんな中、ルマンド界隈においてはこの戦いをさらにカオス化させる事件が起きてしまっていた。

贅沢という名をまとった新型ルマンド爆誕!

ターミネーター「T-1000型」誕生に匹敵する脅威!

実食した結果、たしかに味はおいしいが、いかんせんコスパが悪すぎることが判明。

さらには贅沢ルマンドを食べることで、やはり人類はいつものルマンドの方が好きなんじゃないか?と思うようになった。

結局なにが言いたいのか?

どっちもウマい。

プリッツ(海王星)

江崎グリコ株式会社ホームページより引用

ついに出てしまった。

もうチョコすら塗布されていない。

「これはOKなのか?」と言われてしまいそうだが、自分で書いてるんだからなにも問題はない。

そもそもポッキーはこのプリッツという原木にチョコが塗布されているんだ。いわゆるポッキーの始祖鳥とも言える存在なのである。

しかし。しかしだ。

プリッツには「ロースト味」というものがあったはず。赤いパッケージのアレ。あいつはどこへ消えた?

僕が小学生の頃、町内のお祭りで子どもたちに配布されるお菓子には、決まって赤い箱のプリッツが入っていた。

あれこそが俺たちのプリッツなのだ!と思う、令和に生きる昭和生まれの俺。

アスパラガス(冥王星)

株式会社ギンビスホームページより引用

な、なんなんだコイツは?

ゴマじゃないか!

チョコじゃなくてゴマじゃないか!

チマ・チョゴリじゃないか!

というか、こいつはもはやポッキー外生命体だ!

そもそも冥王星は準惑星扱いになってしまったじゃないか!だからこのアスパラガスも記載する必要なんてないはずだ!

と、いろいろディスってたんですが、この文章を書きながら食べていたお菓子が「しみチョココーン」であることに気づき、

ギンビス最高ぉぉ~~!!!!!
Viva!!しみチョココーン!

Viva!!たべっ子どうぶつ!

という気持ちがふつふつと湧き上がり、

アスパラガスはポッキー型さ。そう、まぎれもなくポッキー型なんだよ。

と自分に強く言い聞かせた。

全部おいしかったよ

アスパラガスを食べたらね、なんか少年時代を思い出しました。

昔ファミコンしながらよく食べてたなぁって。

ポッキー界の「NEO UNIVERSE」たちは、昔と変わらない味で僕たちのそばにいる。


そゆこと!

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