かならず自腹で買って、飲んで、言いたいことを言う!
いきなり何の話だよ?って思ったかもしれませんが、上記ルールのもと、身近なコーヒーチェーン店で販売されているコーヒー豆についてちょびっとだけ語ろうというネタです。
今回はドトール、タリーズ、スタバ、カルディのうち、どのハウスブレンド豆を買えばカラダもココロもあたたまるのか?について自由気ままに書いていきます。
結論:ドトールを買えば幸せになれる
- ドトール:奇跡のバランス。神コスパ。
- タリーズ:フルーティ。ちょっと割高。
- スタバ:苦くて濃い。値段はまぁ普通。
- カルディ:酸味強めが好きなら◯。
で、いきなり結論なんですが、ハウスブレンド豆を買うならドトール一択です。
味よし、香りよし、値段よし。
「コスパ最強のコーヒー豆」とはドトールのハウスブレンドのためにあるような言葉です。
※味の公平性を保つため、コーヒーの淹れ方は以下のとおりとしています。
- お湯の量:180ml
- コーヒー豆:10g
- 豆の挽き方:中細挽き
ドトールコーヒー
960円(税込)
名前は「マイルドブレンド」ですけど、これがドトールのハウスブレンド豆。僕がペーパードリップを始めていちばん最初に買った豆がこのマイルドブレンドでした。
香り・酸味・苦味・甘み・コクのバランスが凄まじくちょうどいい。なぜこんなにもバランスのいい味が出せるのか?もはや神。G.O.D。
これぞ最強のスタンダード豆です。
余談ですが、今のコーヒー豆のパッケージは2022年に変わりました。個人的には前のデザイン(↓)の方がシンプルで好きでしたけどね。
誇張して言うわけじゃないですが、1000回飲んでも飲み飽きない味。もはや「不思議のダンジョン」級のクオリティです。
ナッツのような香ばしいコーヒーアロマ。焙煎もハイロースト(中深煎)なので苦すぎず酸っぱすぎず。口当たりがやさしいコーヒーで、いい意味で中毒性のある味です。
※コーヒー豆の焙煎についてはUCC上島珈琲㈱のホームページに詳しく書いてあるよ。
あと価格もかなり良心的で、豆200gで960円(税込)は地上最強でしょう。
いきなりぶっちぎりの最高評価なんで、正直、4社比較なんてどうでもよくなってきました。
タリーズコーヒー
1,140円(税込)
シンプルすぎるパッケージ。タリーズの豆はなぜかいつも袋がパンパンです。
酸味がちょい強め。フルーティーな味わい。苦味が少ないので口当たりも軽やか。
朝起きて目覚めの1杯に飲みたくなるのはタリーズのハウスブレンドですね。
個人的にタリーズの豆で残念だなぁと思う部分が焙煎の未記載について。
浅煎りなのか深煎りなのか。はたまたシティローストなのかフレンチローストなのか。ホームページにすら掲載がないのは残念。これはマジで書いてほしい。
焙煎の度合いはコーヒー好きとしてはかなり知りたい情報。改善求む!
値段は200gで1,140円(税込)とまぁいたってフツー。
ドトールの豆よりはちょっと割高感アリだけど、総じてよい豆だと思いまっす!
スターバックスコーヒー
1,320円(税込)
ちょい苦でコク深い味わいのコーヒー豆。焙煎は「ミディアムロースト」というスタバ独自の基準によるもの。
ミディアムのほかに「ブロンド(浅煎)」「ダーク(深煎)」という焙煎があります。
ただ、ミディアムローストでもめっちゃ苦い豆もあって、すべてスタバのさじ加減じゃないのかと。
正直なにをもってミディアムなのか?サッパリ分からない。
タリーズのハウスブレンドとは対象的な味で、苦味の中にあるコクと甘みのバランスが絶妙。
すごく不思議なのが、スタバのハウスブレンド豆はペーパードリップ初心者でもおいしい味が出せる。
僕自身スタバで出てくるドリップコーヒー(ハウスブレンド豆)はさんざん飲んできましたが、家で淹れるのとあまり違いを感じたことがないです。
理由は不明。というか深く考えたこともない。
うまいものはうまい!それだけ!
値段については、税込みで1,320円と他の3社と比べるとやたら高いように感じますが、スタバの豆は基本250gで販売されてるんですよ。
これを他社と同じように200gで換算すると1,056円になるんで、実質タリーズのハウスブレンドより安いという計算に。
なんかスタバだけ記載内容が濃いんで「おまえはスタバをひいきにしている!」と言われそうですが、僕はスタバの回し者じゃござーせん。
最初に書いたとおり、かならず自腹で買って、飲んで、言いたいことを言う!
これがモットーなんで。
パッケージは2023年から変更になって、ほぼすべて同じフォーマットに。もちろん絵柄は豆ごとに異なります。
シンプルでいいんですが、僕は今までのデザイン(↑)の方が個性があって断然好きでした。
おしゃれなパッケージって「買いたい!」「飲みたい!」って思わせてくれる。特にスタバはそう思えるデザインだったのに…残念。
パッケージの話ついでにもう1つ。
コーヒーパスポート&シールのデザインも2023年から変わりました!
コーヒーパスポートは新しい方が断然オシャレ。結構気に入ってます。
その一方でコーヒーパスポート用のシールが本気のダウングレード!
いやほんとにさ…言葉悪いんだけど、くそダサくね?
まぁ好みだと思うんだけど、コレクター魂が揺さぶられるのは絶対に旧タイプのデザインでしょ?
カルディコーヒーファーム
745円(税込)
ここもドトールと同じで「ハウスブレンド」という名前ではないんですけど、「カルディと言えばこの豆!」ってくらい人気のあるコーヒー豆です。
そしてなんつったって安いっ!!!!!
値段相応の味ってのが率直な感想。甘みより酸味をかなり強く感じるコーヒー豆です。
中煎り扱いになってるんですが、コレぜったい浅煎りだろ!?って。
焙煎の度合いって、ミル(豆を砕く)するときに分かるんですよ。火が通った深煎り豆ほど力を入れなくてもラクに挽ける。
マイルドカルディは挽いてると「パリィッ!!」って音を放つくらい硬めの豆です。
パッケージのテイストバランスには上のように書いてありますが、苦味?ないよ、ホントに。
甘みも言うほど…って感じ。ブラジル豆ってめちゃくちゃ甘いはずなんだけど、これならタリーズのファゼンダバウの方がよっぽど甘い。
とにかく甘さより酸味が強い豆って印象です。
ただ値段については4社の中ではダントツで安くて、200gで税込745円とかいう奇跡が起きてる。
ちなみに、2023年12月にコーヒー豆が値上げされるまでは691円という破格の安さでした。
個人的にはブラジル豆の甘さがもう少しほしかったかなーと。きびしい意見で申し訳ないけど、たくさんの豆を味わってきた男の素直な感想です。
心と体があたたまるのはドトールの豆!
もしかしたらコレ書いていくうちに気持ち変わるかな~とか思いましたが、まったく揺らぐことはなかったですね。
やっぱりドトールが最強でした。
あともう1つ。
安い豆 ≠ マズい豆
ってことだけは言っておきたいです。
カルディの豆ってものすごく価格が安いんで、他の3社と比べると味のクオリティに関しては少し差があるなーとは思います。
でも、マズくはないんですよ。
インスタントコーヒーに比べたら断然おいしい。
ドトールのハウスブレンドは「味のバランス」がウリなんだけど、これって裏を返すと「特徴がない豆」とも表現されてしまうんです。
でもね。
毎日飲んでも飲み飽きない味をつくるってめちゃくちゃ難しくね?
みんなが思っている「普通のコーヒー」の味を表現するのってすっごい難しい。
人ってそれぞれ味の好みが違うから。
それなのにドトールの場合は、その「普通」のクオリティがハンパないです!
ドトールの「おいしさへのこだわり」をめっちゃ感じますよホント。ドトール、マジ半端ないって。
ということで再度「結論」です。
- ドトール:奇跡のバランス。神コスパ。
- タリーズ:フルーティ。ちょっと割高。
- スタバ:苦くて濃い。値段はまぁ普通。
- カルディ:酸味強めが好きなら◯。
実際に飲んで好みの味を知るのはすごく大事。コーヒーって本当に複雑で奥が深いので。飲んで飲んで飲みまくって自分の好きな味を探す。
そんな時間が最高に楽しい。
そゆこと!
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