中古本を買うならブックオフより「メルカリ」なワケ

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ブックオフで中古本さがすのってめちゃめちゃ楽しい。

思いがけない本との出会いがあるのが古本屋のいいところ。

でも最近の僕はというと、中古本購入の9割をメルカリに切り替えました。

別にブックオフに飽きたわけじゃないです。理由はメルカリはモノを安く買うだけのツールじゃないってことに気づいたから。

そう、時間が買えるんです。

もくじ

街の古本屋からブックオフへ

子どもの頃、どこに何の本が置いてあるかも分からないような古本屋で、自分が好きな本や漫画を探す(digする)のが楽しかった。

その後ブックオフという黒船が来航したことで、僕の街の古本屋さんが少しずつ淘汰されていったんだけど、それを残念だと思う気持ちはこれっぽっちもなくて。

というのも中学・高校時代は音楽漬けの毎日だったんで、本だけじゃなく中古CDまで販売していたブックオフは僕にとって天国のような場所だったわけです。

「メルカリ」というニューウェーブ

そして時代はガラケーからスマホへ。そこに突如現れたのが「メルカリ」というニューウェーブ。

それまでヤフオク(Yahoo!オークション)一強だったところに、三国志でいう呂布みたいなシステムがいきなり攻め込んできて一気に情勢を変えてしまったわけです。

ヤフオクのストレス

そもそもタイパ重視の現代において、ヤフオクのように入札終了期間まで待つという行為そのものが超ストレス。

入札制度だと無尽蔵に金額が増えてしまうことがあるし、なんと言っても落札するまでにとにかく時間がかかる。

おまけに終了時刻直前になると、みんないっせいにドワ―ッ!と入札してくるのがお決まりのパターン。

当然、金額が跳ね上がるから自分の予算内で買えなくなるし、入札があればあるほど終了時刻が延長。いま思えばあのシステム、めちゃめちゃダルかったね。

オークションじゃなくてフリーマーケット

メルカリはそういったヤフオクのデメリットをうまくつぶしてきたアプリと言える。

ネット上でのフリーマーケット。ありそうでなかったところを突いてきた。

値引き交渉もできるわけだけど、基本は出品者が設定した販売価格で買ってくれればそれでいいという仕組みが画期的だった。

しかもたいていのモノはメルカリに出品されてる。もちろんチケット転売など法に触れるものは別だけど。

発送手続きもヤフオクと違って「ヤマト」「日本郵便」がサポートしてくれてるのもありがたい。

「本を探す楽しさ」よりも「本を効率よく探す」へ

ずっとタイトルが気になってた本をメルカリでゲット!

前フリが長くなりましたが、僕がメルカリで頻繁に買っているのは中古本です。

ブックオフへ目的の本を探しに行くより、メルカリでサクッと買ってしまった方がコスパ・タイパともに絶対効率がイイ。

もちろんブックオフや街の古本屋で目的の本を探しに行くことを否定しているわけじゃないです。むしろ僕はブックオフで探すの大好き派。

自分の欲しい本を探してるときに「ヤベぇ、すっげー掘り出しもの見つけた!」という楽しさがあるのは間違いなくお店での購入。

逆に、お店まで行ったのに目的の本を見つけられなかったときがいちばん悔しい。移動にお金と時間をかけてる分、損した感がハンパじゃない。

それを実際に何回も経験してきたので、僕は効率よく本を探すことを優先するようになりました。

メルカリで中古本を買う圧倒的なメリット

なんだこの本は!?という出会いも!

ざっと思いつくのはこんなところ。正直メリットしかないです。

  • 欲しい本がすぐ見つかる
  • お店に行かなくていい
  • 比較的安価で状態もいい

1.欲しい本がすぐ見つかる

さっきも書いたんですが、ブックオフへ行って欲しい本が見つからず、とにかく収穫ゼロのときのあのむなしさといったら…。

メルカリなら自分がほしい商品を検索するだけである程度ヒットしますし、もし検索してヒットしないんであれば、それからブックオフに行けばいい。

メルカリはそういう事前リサーチの役目も果たしています。

2.お店に行かなくていい

店をハシゴすると交通費も結構バカにならない。

電車代やガソリン代だけ取られて目的の本がなかったときのあの悔しさ。

その点メルカリなら家から出なくたって勝手に本が届くわけだし、浮いた交通費分で違う本まで買えちゃう。

最の高。

3.安価で状態もいい

メルカリは最低300円以上からの設定になっているので、ブックオフで売ってる110円の本と比べると高いと思うかもしれません。

ただ、送料は出品者負担のことが圧倒的に多いし、交通費のことを考えるとメルカリで買った方がトータルコストは安いです。

しかも、メルカリに出品されている中古本はいい状態のものが多い印象。もちろん個人差はありますけど、よほどの古書とかでない限り「傷や汚れあり」「全体的に状態が悪い」で出品されてることはほぼ皆無かと。

だいたいは商品の画像が2~3枚ついてるからそれで状態を判断できますし、そもそも中古だから少しくらいの汚れや折れはやむなし。

僕はもう20回以上メルカリで買ってますけど、「これダメじゃん」って本にあたったことは一度もありません。

そもそも完璧なモノがほしいなら、最初からamazonか本屋で新品買えよ!って話。

メルカリのデメリットが思い浮かばない

届くまで時間がかかるってことくらいですけど、そんなのamazonで買ったって同じこと。大きなデメリットが思い浮かばないです。

何度も言いますが、別に僕はブックオフや古本屋へ行くことを否定してるわけじゃありません。

お店に足を運ばないと得られない楽しさも当然あるわけで、僕も時間に余裕があるなら喜んでdigする人です。

メルカリで「時間」も買え!

人生は「4000週間」

気になる商品を検索してポチるだけ。お店に行かなくてもボタン1つで自宅にお目当ての本が届く。

かつてamazonや楽天が登場したころは「ネットショッピングなんて流行るんかいな」って疑問しかなかった。

それがいまや圧倒的にネットでモノを買う時代。お店へ買いに行くよりネットの方が安く買えちゃう。

お店に行く時間を削って、自分のしたいことに時間を回せる。

つまり「時間」をお金で買うという感覚。

当時これに気づいていた(かどうかは分からんが)amazonのジェフ・ベゾス氏とか楽天の三木谷さんは本当にスゴい。

ホリエモンこと堀江貴文さんも自身の著書「遊ぶが勝ち!」で、時間こそお金で買いたいものであると言ってます。

時間があるからこそ、人生で本当にやりたいことをして生きることができるのだ。だからこそ、僕はほんの少しの時間でも、お金で買うことができるなら迷わず支払う。

堀江貴文『遊ぶが勝ち!』 セブン&アイ出版(2020年) p15

本と時間はメルカリで買え!

以上、今日の気づきでした。


そゆこと!

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