ネクタイしてるときのラーメンの正しい食べかたを考える

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いつものラーメン屋でいつもどおりラーメンを食べていたら、となりにいたサラリーマンが怪しい動きをしはじめた。どうやらネクタイにラーメンの汁がついてしまったようだ。

ラーメンの汁ってネクタイにつくとスゲぇ面倒。特に明るめのネクタイだと、ほんのちょっとの汁ハネでもジ・エンド。

すると突然、隣のサラリーマンが思わぬ行動に出た。手元にある水の入ったコップへ人差し指を堂々とinto!

指先についた水をネクタイにチョンチョンとつけて一次救命処置を行ってるではないかっ!

しかし、時すでに遅し。ラーメン汁をナメちゃいけない。やつらはそんなにヤワじゃない。油分が強い汚れに水をつけると、逆に汚れがシミみたいになって広がってしまう。

じゃあ、ネクタイをしてるときのラーメンの食べ方ってどうするのが最適解なのか?

必死に救命処置を行っているサラリーマンを横目に、結構マジで考えた作戦をつづってみる。

もくじ

【作戦①】めちゃくちゃ慎重に食べる

思い切ってすすりたい気持ちをおさえて、めちゃくちゃ慎重に食べる。

動きが超スローモーションすぎて逆にキモくね?って思われるかもしれないが、ネクタイが汚れるよりは1000倍マシ。

ラーメンを口に含んだ際に麺の一番下を箸でおさえながら(支えながら)やさしくすすれば、汁ハネがだいぶおさえられます。

しかしラーメンのおいしさは半減。いや、激減。

ラーメンはすすってこそおいしい食べ物なんだと、40年近く生きてきて改めて知りました。

僕はこの作戦をよく使うんですが、ラーメンがウマすぎたらやさしくすするなんて無理。忘れる。もちろん気づいたらネクタイが汚れてます。

【作戦②】紙エプロンをもらう

どんなラーメン汁の攻撃もほぼ無力化できる最強のアイテム、それが紙エプロン。ステーキ屋とかに行くと出てくる白いアレです。

お店にあるならすぐさま装着することをオススメしますが、紙エプロンにはいくつか弱点があります。

  • お店によっては置いていない
  • 紙エプロンくださいって言いづらい
  • そもそもつけるのがめんどい

①の場合はあきらめるしかない。ラーメン汁と対峙する覚悟を決めるか【作戦①】を実行しよう。

②は勇気の問題。大丈夫、キミならできる!

③は、だったら汁まみれになりやがれ!

お店によっては店員さんが親切に「紙エプロンどうされますか?」って聞いてくれるところもあるんですが、なぜかそういうときに限って「いえ、大丈夫です」とか言っちゃう強気な自分がいます。

だって想像してみ?白い紙エプロンを装着して黙ってラーメンを待っているサラリーマンのたたずまい。

なんだろ…なんかスゲぇ痛いヤツに見られそうでイヤじゃん。

わかります?どう考えても痛いヤツだよね?

そうならないためにも食べる直前に装着しましょう。

【作戦③】ネクタイを外す

あ、それな。

一番かしこい。

ネクタイだとクリーニング行きだけど、ワイシャツなら汚れた部分に漂白かけて普通に洗濯できるもんね。

でもさ。

またネクタイつけるのってめんどくない?

てか、食べてるあいだはネクタイをどこに置いておくべきか?

  • テーブルの上 → 確実に被弾する
  • ポケットの中 → しわっしわになる
  • 頭に巻く → 僕は好きです

クールビズ期間ならいいけど、秋冬にノーネクタイでラーメン食ってたら「この人ラーメン食うのにどんだけ命懸けてんの?」って思ってしまうのは僕だけだろうか。

いちばん現実的な作戦だけど、なんか本気度が見えすぎてちと恥ずかしい。

【作戦④】食べない

もはやこの記事の根底をくつがえす行動。

ラーメンから逃げてしまっている。

確かにマックとかコンビニのおにぎり食っときゃ汁ハネなんて100%起きません。

でもさ。やっぱりさ。

おいしいラーメン食べたいじゃん。

ね?

汁ハネなくしてラーメンなし

ラーメンを食べる以上、汁ハネは不可避。

ラーメンは汁ハネとともに存在しているのです。

だから受け入れるしかないんです。

ラーメンも。

汁ハネも。

アーメン。


そゆこと!

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